レビュー 「自分を責めずにはいられない人」

これを読んですべてが改善したわけじゃないですが、根性は出た気がします。

自分の読んだ本の棚卸ですが、きっと悩んでいる方はいると思うので残します。

  • 「自分を責めずにはいられない人」
  • 片田 珠美 著
  • PHP新書
  • kindleで読めるか 〇
  • kindleサブスク ×

どんな人に読んで欲しい?

 ズバリ、「じぶんはダメだ」となりやすい人。

 私もこの本を買った理由は、「自分ダメだなぁ」と思ったからです。

 なぜ、私は回りや夫、家族に気を使い過ぎて、空回りしたりして疲れているの?

 という気持ちで読みました。

この本で出てきたキーワード

ご自身で確認してくださいね

  • 「しすぎる」のが問題
    • 承認欲求
    • 完璧主義
    • 愛情欲求
    • 過剰適応
    • 完璧主義
    • 落ち度があるから
    • 責任感
  • 罪悪感の現れ方はいろいろ
  • ダメだは本人の思い込みに過ぎない
  • 被害者面

印象に残った内容① 「罪悪感」→「恥」

 ところどころ出る「罪悪感」。すんなり入らない人は、「恥」と置き換えることをお勧めします。

 私の場合第一子でしたので、親も手探り、私は回りを見ながら育つ。

 学校以外では大人や年上がメインになることが多くて。

 今考えると、子供なので未熟なのは当たり前だが、その考えに行きつかないのです。

 私は母親から「恥ずかしい」と言われ続けたので、自分の経験に当てはめて置き換えてください。

「恥」をどうすればいいのか?

  • 恥を持つことからの解放
  • 自分を責めなくていい
  • 自分を攻撃しなくていい

印象に残った内容② 罪悪感の現れ方と、自分はダメだと思う要因を知る

 罪悪感の現れ方は、心が辛いから、体にも影響が出るので要注意ですね。

 私の場合、心療内科に駆け込んだので。皆さんも無理なさらないように。

 本に書いてあることもですが、ダメだと思うパターンを知っていれば、楽です。

 また、内側を探っていくと完璧主義等「すぎる」ことは、「恐怖」の表れかも?

 と、なぜ自分がこういう反応をするのか。それを読みとくことは大事だと気づかされます。

では、どうすればいい?

  • パターンを見つける。
  • 解決策等メモする
  • 何かあったらそのメモを見返す

印象に残った内容③ 社会は「普通」を求めているということ

 社会は「普通」をベースにしているため、「出る杭は打たれる」なんて言われるのでしょうか。

 「道徳」や「世間一般」とか「これが普通」。

 「皆さんこうしてますよ」なんて、セールスでは使う手法です。

 それだけ、「普通」には効果がある。

 あるコミュニティでの「普通」は、「当たり前」で、「大前提」なんですよね。無言の圧力。

 自分の場合は世間でいう「普通」じゃないと自覚することがあったのですが

 (以前の会社では、ひたすら違う事を叩かれた)

 業種が違うだけで、「普通」は「普通じゃない」ことなんて当たり前。

 何なら、フランチャイズ店舗でしっかりとマニュアルがあるような店でも、別の支店では「普通じゃない」なんてザラです。

  (規定にもあるのに、それが本当にいいのかは知りませんけどね)

 転職しなかったらそんなことさえ知らなかった。

 そのことを知れたのは大きかったですね。

じゃぁ、どうすればいいの?

  • 「普通じゃない」ことを自覚すると、ラクになる
  • 「普通」じゃなくていいと思える強さを持つ
  • 上手くいなす方法を見つける
  • 普通じゃないことは、誰にも言わなくていい

まとめ

自分を責めることは、自分自身への攻撃だと著者は書いています。

私にとって世間の「普通」は苦しいだけと感じました。

 (だからこそ、今の環境はラク、ですね!)

また、「恥ずかしい」と感じるのは、自分の「外」に重きを置いているからではないか?とも。

自分の人生は自分にしか生きられないので、自分をもっと大事にしよう!!

黒マスクの下で。おなかの中で、あっかんベーしてもいいんだよ!

今は落ち込むことはほぼ無いですw

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